JMLA/JPLA 共催 第 19 回図書館総合展フォーラム

『医療系図書館のシェアード・ライブラリーの可能性』

 

日時:2017 年 11 月 9 日(木)13:00~14:30

会場:パシフィコ横浜アネックスホール 203  (第 3 会場)

講師:

講演 1:東邦大学習志野メディアセンターの取り組み

     赤塚 勝(東邦大学習志野メディアセンター)

     齊藤元彦 (東邦大学習志野メディアセンター)

講演 2:「図書館連携による健康支援事業めりーらいん」公共図書館と医学図書館の取り組み

     市川美智子(愛知医科大学総合学術情報センター)

講演 3:病院図書室の生産性と付加価値を高めるには

     佐藤正恵(千葉県済生会習志野病院図書室)

司会:酒井由紀子(慶應義塾大学文学部准教授・NPO 法人日本医学図書館協会理事)

定員:200 名

参加申し込み:http://www.yakutokyo.jp/toshokanten
(日本薬学図書館協議会内ページより、メールフォームによる申し込み)

内容:

資料の共有や人的ネットワークなど従来の枠組みにとらわれずサービスを提供している病院図書室、医学図書館、公共図書館から事例報告や取り組み、今後の展望ついてご紹介いただきます。

東邦大学習志野メディアセンターは 2017 年 4 月に健康科学部看護学科が開設され、健康科学部への対応を考慮した改修を実施されました。Group Learning 室の設置、3 大学(東邦大学、日本大学生産工学部図書館、千葉工業大学)横断 OPAC 運用、市民への図書館公開についてご講演いただきます。

愛知医科大学からは、愛知医科大学医学情報センターと近隣の公共図書館で連携して地域住民の方の健康生活を支援事業「めりーらいん」の活動、事業内容、課題、今後の展望についてご講演いただきます。

病院図書室は、医療法第 22 条で地域医療支援病院に設置が定められた共同施設です。いわゆるワンパーソン・ライブラリーや少人数スタッフでの運営が多い病院図書室では、司書には専門知識に加え、プレーイング・マネージャーとしての柔軟性・企画力・交渉力・実行力が必要となります。待ちの姿勢ではなく、医療チームの一員としての自覚を持って、積極的にアウトリーチすることが求められる職場です。院内だけでなく地域医療のエビデンスを高めるために、情報資源だけでなく、人的資源としての司書の生産性をどう高め、付加価値をつけることができるでしょうか。機関や地域ネットワークを有効に活用して、小規模な図書室だからこそできる実践例を提案していただきます。

図書館総合展およびフォーラム詳細
http://www.libraryfair.jp/(株式会社カルチャー・ジャパン)
http://www.yakutokyo.jp/(日本薬学図書館協議会)