日本薬学会第133年会のシンポジウムとして、本協議会企画シンポジウムが採択されました。

テーマ:正しい医薬情報の正確な伝達を科学する -我が国の状況と世界の趨勢-
日 時:平成25年3月29日(金) 13:00-15:00
場 所:パシフィコ横浜
概 要:
   超高齢社会を迎え、国民の健康情報への関心は高まり、新聞、雑誌、ラジオ、テレビそしてインターネットを介して多くの健康情報が日々発信されている。特に検索が容易になったインターネットを介しての情報は科学的根拠に沿った情報とそうでない情報の見分けがつきづらい状況である。
    このシンポジウムでは、正しい医薬治療情報に関して、市民に届ける試みがどのように行われているのか、科学的根拠に基づく治療法はどのように作成され活用されているのか、科学的根拠となる学術論文の質を向上させるための国際的な取組みと国内における取組みはどのように行われているか、という内容で講演を企画した。
   講演及びパネルディスカッションを通して、高齢社会を向かえる日本における正しい医薬情報の確立とその伝達のあり方を考えていく。

演題・演者:
①健康・医療情報提供サービスについて -横浜市中央図書館の事例
(横浜市中央図書館 調査資料課 村松 幸子先生)
 ②EBMにもとづくガイドライン情報
(聖路加国際病院 院長 福井次矢先生)
 ③よい雑誌とよい情報
(東京大学大学院薬学系研究科医薬政策学 特任教授 津谷喜一郎先生