日本薬学会第136年会(横浜)においてJPLA企画のシンポジウムが採択されました。
 

今回は未承認薬の人道的な視点からの利用、がんのワクチン療法の現状、有害事象と薬害について、市民へのくすり教育などです。

参加に当たっては、薬学会ホームページの年会の予約参加要項に従い事前申し込みにより参加登録をお願いいたします。
http://nenkai.pharm.or.jp/136/web/6_1_yoyaku.html
(当日の登録、参加も可能ですが事前登録より割高となります。)

残念ながらJPLA加盟館に対する割引はございません。多大な負担をおかけする事となりますが、昨今の医薬品の話題を講演頂ける貴重な機会となりますので、お時間の許す方は是非聴講いただければ幸いです。

日 時:2016年3月28日(月曜、大会3日目)13:15-15:15
場 所:パシフィコ横浜会議センター「303」D会場(230席)

シンポジウム表題「患者本位の医薬品の利用」

オーガナイザー挨拶  日本薬学図書館協議会 遠藤浩良

・13:15~13:45「未承認薬のコンパッショネート使用」
        東京大学院薬 寺岡章雄
・13:45~14:15「自家がんワクチン療法の現況」
        セルメディシン株式会社 大野忠夫
・14:15~14:45「医薬品の有害事象と薬害のあいだ」
        薬害オンブズパースン会議 水口真寿美
・14:45~15:15「地域薬剤師および薬局の活動報告」
        NPO法人薬剤師と地域薬局活動ネットワーク 清水真知

趣 旨:
患者さんにとって治療とは、今の不調を回復して良い状態へと移行させ、その状態を維持していく事である。だが承認されている治療薬では治療がうまくいかない時、治療の選択肢が限られてくる場合がある。また、治療法や副作用について医師と患者の考えや受けとめ方のすれ違いで患者にとって良い治療が続けられない場合も見受けられる。本シンポジウムでは、各方面の演者を招き、未承認薬のコンパッショネート利用、癌ワクチン療法の現況、副作用の理解、市民への薬教育といった幅広い切り口で患者側の視点に立ち、良い医薬品利用のあるべき姿や今後の方向性を探っていく。