日本薬学会第138年会(金沢)においてJPLA企画のシンポジウムが採択されました。

日 程:平成30年3月28日(水曜日、大会4日目)15:20~17:20

会 場:A会場「音楽堂コンサートホール」

タイトル「ポスト超高齢社会時代の中で薬学エビデンスを生かす」

プログラム:
15:20-15:25 オーガナイザー挨拶
15:25-15:55 「エビデンスに基づく薬学教育のこれから−AI時代を前にして—」
         望月眞弓氏(慶應大薬)
15:55-16:25 「超高齢社会における高齢者治療の標準化-HTAベースで考える-」
         下妻晃二郎氏(立命館大生命科学)
16:25-16:55 「正しい治療法、薬剤情報へ導く-医療現場・地域医療活動における薬剤師の役割」
         荒井國三氏(金沢大医薬保健院)
16:55-17:20 パネルディスカッション  

趣 旨
薬物治療を含む医療やライフサイン分野の研究開発の現場では、日々、複雑かつ固有性が現れる事象を対象とした研究や治療が行われており、その都度、それぞれの効果や検証値等がアウトプットされている。このアウトカム/アウトプットの積み重ねを統計的に解析する事により確からしさの確認がおこなわれ、治療や研究成果のエビデンス確立へと結びついていく。また、一定のエビデンスが確立された後も、その後のアウトカム/アウトプットの積み重ねと解析の継続により、あるエビデンスも日々ブラッシュアップされ、さらに細分化され高度で個別化された治療法や研究成果へと進化していく。
本シンポジウムでは超高齢社会を迎えた日本において、医療や薬学のエビデンスの進化をどう生かしていくかを切り口に現状の把握や将来への提言などを討議する事で今後の薬学の役割を考えていく。