日本薬学図書館協議会
加盟館、個人会員 各位
平成26年度中堅職員研修会概要について(ご案内)
日本薬学図書館協議会
教育・研究委員会
委員長 谷澤 滋生
時下ますますご清祥のこととお慶び申し上げます。
本協議会の事業につきまして、平素よりご協力いただきありがとうございます。
さて、本協議会では教育研修事業の一環として、中堅職員研修会を毎年開催しています。
つきましては、平成26年度の開催概要が下記の通り決まりましたので、ご案内いたします。
なお、詳細および参加申し込みについては、後日、改めてご案内いたします。
記
平成26年度日本薬学図書館協議会中堅職員研修会(概要)
日 時:平成27年3月13日(金) 13:30~17:00(予定)
(研修会終了後、情報交換会の開催を予定しています)
会 場:名駅セミナーオフィス(http://seminar-nagoya.com/)
(名古屋市中村区名駅2-41-17 OA第2ビル3F)
テーマ:電子ジャーナル時代の学術文献提供サービスを考える(仮)
趣 旨:
電子ジャーナルが学術情報提供の主体となった生命科学系の図書館では、プリント版ジャーナルが姿を消し、図書館間相互貸借(ILL)は、その役割を終えようとしているかに見えます。
一方、電子ジャーナルは、毎年の値上げに加え、去年・今年と続く「円安」、来年以降は「電子ジャーナルの課税」、「消費税率10%」と、図書館資料費の高騰は留まるところを知りません。
出版社が提示する包括契約が維持できない場合、それに代わるものとして、従来のILLに戻るか、文献提供サービス(DDS)の利用という悩ましい選択が待ち構えています。
この、今後ますます重要性が高まると予想されるDDSについて、サービスを提供している3社から講師を招き、その概要や特色、今後の展開等をご講演をいただきます。
また、サービスを受ける図書館側からも意見を頂き、DDSの今後の可能性、図書館サービスへの浸透、出版者版電子ジャーナルとの棲み分け等について検討します。
年度末のお忙しい時期ではありますが、4年ぶりに開催する中堅職員研修会へのご参加をお待ちしております。